こんなはずじゃなかったというのが正直なところ。査読付きの雑誌に投稿してレビューが返ってきたのはいいものの、試験の採点と重なって体調を崩してしまった。仕事を休めばいいのだけど、非常勤講師というのは有給休暇が非常に少なくて、長期休暇を除いてはまとまった休暇を取ることができない。聞くところによると、専任になるともっと雑務が増えるという。大学の先生方はどうやって研究時間を捻出しているのだろうか。
昨年度掲載不可になった論文を手直しして査読なしの学内紀要に出した。著者校正の段階で致命的なミスを見つけてしまって焦ったが、なんとか修正してもうすぐ公刊される見込みだ。取りあえず紀要1本出せたのは良かったと思う。
高校の仕事では上司からハラスメントを受けて非常に辛い思いをした。悪意のある生徒が僕のことを調べ上げて情報をあることないこと拡散して保護者を巻き込んでクビにしようとしたようだ。雇用者側には安全配慮義務があるのだが、来年度当該の学年から外すということで決着がついたというところまでは納得した。それを理由に来年度の出講コマ数を減らすときたので大激怒。こちらの言い分も聞かずに決定事項として処理されてしまった。労働基準監督署に赴いたものの、不当な労働時間削減に該当するが基本的には当事者間で話し合って欲しいという。こっちは双極性障害も悪化してそんな体力は残っていない。
いくつかの求人に出した。大学でも教えているのでその曜日を除く週4回でとなると、これは看護学校にいたときと同じなのだけど、学校としては週5日で自由に時間割が組めるひとのほうがいいので、何校も審査で落ちることになった。私学教員の求人サイトや派遣会社でこういう条件で大丈夫ですか?という確認を何校にも出した。就職活動というのは非常に辛い。
1コマ2,800円という学校からはいくつもオファーが来たのだけど断った。週20時間以上働く場合は社会保険(私学共済)に加入することが出来る。現任校は1コマ75分換算で16コマ以上から入れるのだけど、オファーのあった学校の多くは「非常勤講師は私学共済には入れない」とか「週5日なら入れる」。国民健康保険に戻ると可処分所得が減るので、困るから条件を下げすぎるくらいなら他の業種で働いた方がいい。
他業種の転職サイトにも登録してみた。ウェブサイトには週4日からという謳い文句が書かれているのだけど、条件を告げると「うちはフルタイムのみ兼業不可」みたいな回答が返ってきて、まあサイトにある広告を取り下げろよと思うほかなかった。
そんななかで東京都と千葉県の私学協会の求職者登録からオファーのきた学校のなかで、週4日でも私学共済に加入できる学校があった。50分授業で80分換算、15コマから加入できるという。現任校は1コマ3,400円のボーナス1.8ヶ月×2回なのだが、この学校は1コマ3,200円×52週÷12の年俸制。概算して今年度より年間50万円の減少になる。でもコマ数を減らされて後ろ指指されてストレスのなかで仕事をするよりはいいだろう。50万円くらい副業を頑張れば稼げるし、何よりもメンタルを保つほうが安全だ。即決した。
そういうわけで、来年度からは新しい学校で働く。ALTとのチームティーチングがあるということで、コミュニケーションが不得手な僕としてはお腹が痛いのだけど、向いていなかったらまた他の学校を探せばいいと思う。心身の健康を整えて論文を量産して大学の専任に就ければいいのだが。


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