高校は18コマ。3年生の英語表現IIと1年生の英語コミュニケーションI。専門学校はビジネス英語I。そして大学の英文法補習授業(3時間)。これに加えて大学院のセミナーに出ている。
受験指導は初めて
高校は久しぶりに高校3年生の英語表現IIを受け持つことになった。前に3年生を教えたのは定時制の学校だったので、受験生を教えるのは初めてとなる。付属高ではないので全員が大学受験をすることになるからこちらも気合い十分だ。
英語表現IIは学校専売の文法問題集を使うことになっていて、2年生までにちゃんと授業を受けてきた生徒にとっては簡単なはずだ。入試対策のアドバンストなこともあつかっている。そうはいっても苦手な生徒はいるので、昼休みや放課後を使って補習をすることも。
久々の読解の授業
英語コミュニケーションIは中学校からの持ち上がりと高校受験組が混じっているので辞書指導から始めた。最近はインターネットのコンテンツを使うひとが多いので、辞書と総合英語を使うように注意を促す。
あまり難しい辞書を使ってもしょうがないので、エースクラウンとライトハウスを薦めることにした。
専門学校は…。
学校からは発注に使う仕様書を英語で読めるまで持ち上げてほしいと言われていたのだけど、フタを開けてみると中学校の基本文法も入ってないし、基礎単語も駄目。教科書の選定を間違えたような気がする。
一応中学校英語の復習からできるリメディアル教育の教科書を選んだので普通にやっていれば大丈夫だと思うのだけど、途中から英文法の復習の教材を追加した方がいいかもしれない。
大学の補習講座
英語が苦手な学生は授業で手一杯なのかあまり人が来ない。出席は任意なので補習講座に出る必要はないのだけど、英語嫌いが進行していると必修の授業だけで手一杯なんだろう。
授業内で何人かに聞いたところ、実業系の高校の出身の学生が多くて、英語は必要最低限の単位しか取っていないのだとか。大学に入って長文を読む授業で分からなくて大変だということで、授業外の質問タイムの時間を使って辞書指導と文法書を読むということを説明している。最近は総合英語を一括で配布しない学校も多いようで、文法書というものの存在を初めて知ったという学生もいた。
個人的には総合英語アルティメットが好きなんだけど、ジーニアス総合英語やアトラス総合英語などもいいかもしれない。大学は受け身ではやっていけないのでサポートしていきたいと思う。
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